社員ブログ
「いけばな×百段階段」展
昨年のお話しになってしまいますが、目黒の雅叙園の百段階段で
開催された展覧会「いけばな×百段階段」に行ってきました。
「百段階段」は1935(昭和10)年に建てられた木造建築で、
7部屋をケヤキで造られた99段の長い階段廊下が繋いでいます。
各部屋はそれぞれ趣向が異なり当時屈指の画家達と職人達が創り上げています。
その部屋の趣向に合わせた「いけばな」を様々な流派が展示しています。
昭和初期の画家と職人達の技と、「いけばな」が調和した
圧倒的で静かな空間でした。
▲赤い花と黒漆の螺鈿細工と黒障子建具の綺麗なコントラスト
▲シンプルな立花と手の込んだ面腰組子の障子建具
毎年、様々な流派の「いけばな」との共演の展覧会が催されるそうですので、
機会がありましたら、是非、足をお運びください。
またコロナ騒動で気持も落ち着かない時ですので、
一輪でもお花をお部屋に添えて、気分を和ませてみるのはいかがでしょうか?
miya