耐震性
強靭な木骨と独自金物と耐震基礎で大型地震にも対応
鉄やコンクリートにも勝る強靭な素材、木材
単位重量あたり、引っ張り強度は鉄の4倍、圧縮強度はコンクリートの5倍を誇る木材。意外なほど木材は強度の高い素材なのです。
SE金物と高品質集成材の採用で断面欠損が少ない
SE金物は、集成材の特性を最大限に生かせる設計になっています。
SE構法は全ての接合がSE金物による接合になっているため、木材を切り欠きせずに、柱梁の断面欠損などが少なくて済む構造になっています。そのため構造の安定性、耐久性に大きな効果をもたらします。
従来軸組工法で断面欠損を起こすと、接合部がずれてしまい、強度バランスを崩し、大変危険な状態も招きます。
確かな木骨と外壁の構造面材で耐震性をさらに向上
SE構法は、軸組工法のように筋交いで変形を抑えるのでなく、構造用合板と高強度の接合部で受けとめ、変形の起きにくい構造です。
根太を使わない高強度を支えるパネル
○SE構法
SE構法では、床板パネルを採用することで、根太を使用しません。床板と梁が一体化して、水平面の高い剛性を得られます。また根太を使用しないことで、天井を高く取ることができます。
○在来工法
根太を使用すると水平面の剛性がとれないために、強度を確保できません。
地震の揺れに強い高耐震基礎
その物件ごとに、地質を調査し、建物の構造計算を実施します。その結果、建物の荷重を基礎が受けとめられるよう、その物件ごとに地耐力を高められる最適な耐震基礎を選択します。
建物と耐震基礎を強固に繋げるSE金物
実験及び震災の結果から、構造は土台で破壊される可能性が高いといえます。このためSE構法では柱脚用のSE金物を用い、基礎に柱を強力に結合。また柱脚の引っ張りにも高い実力を発揮します。